導入事例

Umios ロジ株式会社

> システム部 システム管理課 課長代理 増井 慎太郎 様・ システム部 システム管理課 課長 長澤 英樹 様・システム部 システム管理課 課長代理 太田 力斗 様

取材日
  • 2026年7月14日
目的
  • 導入の目的 IT資産の管理基準統一と、全社規模での強固なセキュリティ基盤の構築
課題
  • PC持ち出し時の情報漏えい対策を運用ルールに頼っており、リスクを根本的になくせなかった
  • VDIも検討したが、コスト・運用負荷に加え、通信障害時に業務が止まるリスクがあった
  • VDI導入は操作方法が大きく変わり、全社説明会が必要になる点もハードルだった
効果
  • PCにデータを残さない仕組みを技術的に実装し、「仕組みで守る」対策を実現できた
  • 約800台への導入をわずか3ヶ月で完了、ユーザーは特別な操作なく利用できている
  • PCリプレース時のデータ移行の手間が省け、双方の負担軽減につながった

Before|導入前

Shadow Desktop 導入のきっかけ

当社は、全国主要都市を中心に31拠点を有し、低温物流に関わる保管から輸配送・通関までを一貫して提供する総合物流サービスを展開しています。

私たちが所属するシステム部システム管理課は、IT資産管理や情報セキュリティ体制の整備を担当しており、社内のIT環境の維持・運用を担っています。PCを社外に持ち出す際には、事前に申請書を提出するルールを以前から設けていました。あわせて、PC本体に実データを残さずファイルサーバーやクラウドストレージへ保存するよう、システム部から社内へアナウンスも行っていました。
しかし、これらはあくまで利用者の意識に依存する運用ルールにすぎず、情報漏洩リスクを根本的になくすことはできなかったというのが実情です。

社内の人事情報や経営・営業情報などについても、社外へ持ち出される可能性に危機感を覚え、「ルール」だけではなく技術的な仕組みで守るセキュリティを取り入れる必要があると強く感じていました。そのような課題感を背景に、端末にデータを残さないデータレスの考え方に着目し、ソリューションの導入検討を始めたのです。
Shadow Desktopを知ったきっかけは、当時の担当者が2023年の展示会でアップデータのブースに足を運んだことでした。


システム部 システム管理課 課長代理 太田 力斗 様

Shadow Desktop を選んだ理由

情報漏洩対策としてさまざまな選択肢を検討するなかで、まずはVDI(仮想デスクトップ基盤)環境を利用するという案も浮上しました。しかし、コストや運用面で大きなハードルがあるうえ、常にネットワーク環境に左右されるため、大きな通信障害が起きた時に業務が止まってしまいます。また、利用者側の操作も大きく変わるため、全社的な説明会を実施する必要があるという課題もありました。そうした課題からVDIの導入は見送り、PCに実データを残さない「データレスクライアント」の導入へ舵を切りました。VDIとは別に、複数あるデータレス製品を比較検討するなかで、Shadow Desktopを選んだ理由は大きく3つあります。

1つ目は、既存のPC環境でそのまま使えたことです。他社製品とも比較しましたが、当時利用していたメモリ8GBの古いPCではスペックが足りず、動作が重くなる・フリーズするなどの問題が発生しました。その一方で、Shadow Desktopは既存環境でも問題なくスムーズに使うことができました。

2つ目は、機能性の高さや使い勝手の良さです。導入後もファイルアイコンが今まで通り表示されるため、特別な操作は一切必要ありません。ユーザー側が製品の存在を意識せずに使い続けられる仕様は、社内展開を進める上で大きな魅力でした。

3つ目は、当社の運用に合わせて柔軟に設定できたことです。PCへのデータ書き込みを制御する「WriteControl」や、データの保存先を柔軟に設定できる「MyLocation」といった機能が備わっており、細かな設定を調整することができる点も評価しました。


システム部 システム管理課 課長代理 増井 慎太郎 様

After|導入後

Shadow Desktop 導入による効果

経営陣からいち早く導入するように指示があり、およそ3ヶ月という短期間で本格的な社内展開を進めました。約800台のPCへのインストールは手動で行いましたが、導入初期はデータ保存に関する例外設定の細かな調整を丁寧に行う必要がありました。
従来通りにアプリケーションのデータが保存できないトラブルが起きるたび、リモートで各PCに接続して原因を特定し、個別に書き込みを許可していきました。
安定するまでは地道な対応が必要でしたが、管理コンソールが分かりやすく設計されていたこともあり、現在はトラブルもなく安定して稼働しています。

最大の効果は、PCにデータを残さないという当初の目的を、技術的な仕組みとして確立できたことです。これまでは「情報漏洩リスクへの対策」を問われた際、「運用ルールや人の意識でカバーしている」としか回答できませんでした。
しかし現在は、「データレスを仕組みとして実装している」と胸を張って示せるようになっています。

カスタマーサポートへの評価

アップデータのカスタマーサポートはレスポンスが速く、原因特定の難しいトラブルにも粘り強く対応してもらえます。
特に印象に残っているのが、社名変更に伴うドメイン変更の際のことです。多数の質問をまとめたQ&A表に対し、わずか2日で丁寧な回答をいただき、大変助けられました。
機能要望への対応もスピーディーで、こうした迅速かつ丁寧な対応の積み重ねが、安心感につながっています。

Shadow Desktopの管理画面は直感的に操作でき、マニュアルを見ればスムーズに設定が可能です。
他社サービスで迷いがちな設定項目も、日本語で丁寧に説明されているため戸惑うこともありません。初期設定さえ終われば運用負荷は非常に低く、日常的な管理工数も大幅に削減されています。
利用者側も導入直後は多少の戸惑いがあったものの、現在は問題なく使えています。

また、PCのリプレースの際にも、データ移行の手間が省ける点は大きなメリットだと考えています。
今後、実際にリプレースが発生した際には、システム部門とユーザー双方の負担軽減につながることを期待しています。

今後の展望

Shadow Desktopのおかげで「ルール」に頼らず技術的にPCにデータを残さない仕組みを実現できたため、今後は予防策の構築に注力したいと考えています。
昨今はランサムウェア等の被害が後を絶たないなか、Shadow Desktopから得られる運用ログを活用して想定外のファイル操作などを分析し、問題発生前に異常に気付くことができる環境を構築したいと思います。

情報漏洩対策を支える基盤として他のセキュリティソフトとも連携し、不審な時間帯や場所での起動を事前に検知できる仕組みを目指していきたいと考えています。
セキュリティ対策は、予算をかければ堅牢な仕組みを作れますが、自社でゼロから構築・運用するのは容易ではありません。だからこそ、実績のある完成された製品を賢く活用し、費用対効果のバランスをとることが重要です。

また、このようなセキュリティソフト導入の検討を通して、自社でも気付かなかった「隠れた課題」を発見できるメリットもあります。
情報漏洩に悩む企業様なら、まずは検討や相談をしてみるだけでも、十分に大きな価値があると考えています。

※ 文中の会社名、製品、ロゴは、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、取材日(2026年7月14日)の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

この事例をPDFでみる

この事例をPDFでご用意しています。

会社名 Umios ロジ株式会社
URL https://www.logi.umios.com
業種 物流・倉庫
従業員数 938名
※2026年4月現在

30日間無料トライアル

こちらの事例も合わせてご覧ください。

PCリプレースに伴い、在宅勤務での利用を前提としたデータ漏洩リスクの低減とセキュリティ強化が必要だった

慶應義塾 様

外勤スタッフが外出先でPCを利用する際の セキュリティ対策が不十分だった

北海道テレビ放送株式会社 (HTB) 様

VDI 環境からの移行で業務効率 UP!Shadow Desktop 導入で大幅なコスト削減とセキュリティ強化を実現

ヤクルトヘルスフーズ株式会社 様

これからの 多様な働き方へのデータセキュリティと ユーザビリティの両立を実現します。

セキュリティとユーザビリティを両立し、
働く人すべてに寄り添ったPC運用を
ご提案します。

セキュリティを高めるなら、利便性は我慢するものと考えていませんか?
シンクライアント同等のセキュリティを、低コストで簡単に実現できる方法があります。持ち出しPCのセキュリティを見直すなら、データレスクライアント「Shadow Desktop」にお任せください。