持ち出しPCの情報漏洩対策
データが無いから万一のPC紛失時も安全
在宅勤務やサテライト勤務などのテレワークと、会社に出社して働くオフィスワークを柔軟に選択できる、ハイブリッドワークが新たな常識になりました。
自由な働き方は、従業員のモチベーションや生産性を向上させる一方、PCを社外に持ち出す頻度が飛躍的に高まり、企業の情報漏洩リスクも増大しています。
Shadow Desktopは、PC内のデータをクラウドなどの外部ストレージに分離し、データレスな状態を作ります。
万一、外出先などでPCを紛失してしまったり、盗難にあった場合でも、データが存在していないので、情報漏洩リスクを大幅に低減できます。
インシデントが発生した場合は、管理画面から該当PCの利用を停止すれば、クラウドへのデータアクセスを遮断できます。
ライトコントロール(書き込み制御)でデータの抜け道を塞ぐ
デスクトップ・ドキュメント・ピクチャ・ダウンロードという4つの仮想対象ディレクトリ以外へのデータの書き込みを制御できます。
これにより、USBメモリやCドライブ直下などへのデータ保存を禁止することができ、情報漏洩に繋がるデータの抜け道を塞ぐことができます。
ただし、OSやアプリケーションのアップデート等は阻害しないように設計されています。
スマホを持って離席すると、PCを自動的にロック Smart Lock Option
利用者がPCから離れると、自動的にPCのロックがかかる機能です。
社内ネットワークに接続している時は機能せず、カフェやコミュニティスペースなど社内ネットワークに接続していない間は、一定間隔でデバイス認証を行います。
認証は、スマートフォン(Bluetooth接続)または、Windows Helloを選択できます。
ランサムウェア・BCP対策
感染そのものを無かったことに
Shadow Desktopには、コンピュータウイルスやランサムウェアに感染した場合でも、感染そのものを無かったことにして、業務が継続できる仕組みがあります。
標準装備されているファイルバックアップ機能で、全てのユーザーデータは世代管理されています。
万一、ランサムウェアに感染した場合、最新のファイルは暗号化されてしまいますが、1世代前のファイル群は無傷のまま残っています。
また、データは自動かつリアルタイムでクラウド上にアップロードされ保全されるため、BCP対策としても非常に有効です。
近年では都市部でも頻発する水害や停電、大きな地震など、データ消失のリスクは高まり続けています。
手元にデータが無い安心感と共に、すぐに始められるBCP対策として、Shadow Desktopを使ってみませんか。
感染直前の状態へロールバック
Backup Optionを有効にしたユーザーがランサムウェアに感染してしまった場合は、Shadow Desktop Managerで戻したい日時を指定するだけ。
複数世代前のファイル群を感染前の状態にロールバックすると同時に、感染してしまったファイル群を削除することが簡単にできます。
リモートワイプ
Shadow Desktop Wipe Option
Shadow Desktopは、PCのデータをクラウドへアップロードし、手元にはデータが存在しない状態を作ります。
ダブルクリックしたファイルはPCに一時的にキャッシュされますが、高度な暗号化処理がなされているため、HDDやSSDを別のPCに換装しても読み取ることはできません。
PC紛失時にはShadow Desktop Managerで「利用停止」ボタンを押せば、PC内のキャッシュデータを遠隔削除することができます。
しかし、万が一を考慮して万全なセキュリティを確立したい。
そんな企業にお勧めなのが「Shadow Desktop Wipe Option」です。
PC紛失のインシデントが発生したら、Shadow Desktop Managerからリモートワイプを実行すると、ユーザープロファイルを含め、HDDやSSD内のデータを遠隔消去することができます。
紛失したPCがオフライン状態を維持し続けることを想定し、Windowsへのサインインに規定回数失敗した場合や、オフラインの状態が規程日数続いた場合などに発動させることもできます。
バックアップ
Shadow Desktop Backup Option
Shadow Desktopには、上書き保存のタイミングでファイルの世代を保持する「バージョン履歴」機能が標準搭載されています。
PCがクラッシュしてしまった場合や、万一マルウェアに感染してしまっても、全てのファイルを正しいバージョンに戻すことができます。
バックアップしたファイルは、ユーザー自身がコンテキストメニューから簡単に復元できるので、わざわざ管理者に復元依頼をする必要がありません。
誤ってファイルを上書きしてしまった際など、日常的に活躍してくれます。
標準では保持する世代数が1世代のみですが、バックアップオプションを有効にすると【最大99世代】までファイルの世代管理ができます。
個人情報保護法や電子帳簿保存法に関連し、過去のファイルを厳重に管理したい企業や、設計・クリエイティブ・機密文書などが多数存在する企業にお勧めです。
セキュリティとユーザビリティを両立し、
働く人すべてに寄り添ったPC運用を
ご提案します。
セキュリティを高めるなら、利便性は我慢するものと考えていませんか?
シンクライアント同等のセキュリティを、低コストで簡単に実現できる方法があります。持ち出しPCのセキュリティを見直すなら、データレスクライアント「Shadow Desktop」にお任せください。