導入事例

学校法人廣池学園

キャリアセンター課長 関根 那美氏(左)・法人事務局 人事部 人事課 課長 森 一茂氏(中)・情報システム部 情報システム課 主任 麗澤大学 情報教育センター 仲 諒太朗氏(右)

取材日
  • 2024年8月28日
目的
  • リモートワークの生産性向上
課題
  • コロナ禍によりテレワークに注目するようになったがノートPCの紛失が不安
  • テレワークやノートPCの活用を推進するためにシステムによるセキュリテイの担保が必要だった
効果
  • 自席のデスクトップPCと変わらない使用感でセキュリティを担保、テレワーク制度の推進に繋がった

Before|導入前

Shadow Desktop 導入のきっかけ

テレワーク推進にあたり、システムでセキュリティを担保する必要があったことが「Shadow Desktop」導入のきっかけです。ノート PC を利用しているのは限られた職員という状況でしたが、紛失や悪意ある人の手に渡る不安がありました。これを踏まえ、テレワークやノート PC の活用を推進するには、システムによるセキュリティ担保が必要と考えるようになりました。なお、シンクライアントも検討しましたが、導入に要するコストと時間から見送りました。


情報システム部 情報システム課 主任 麗澤大学 情報教育センター 仲 諒太朗 氏

Shadow Desktopを選んだ理由

2023年秋の展示会に足を運んだ際、アップデータのブースで Shadow Desktop に出会いました。ブースで話を伺って学内に持ち帰り、他のデータレス製品と比較・検討を行い、最終的に導入するなら Shadow Desktop という結論に達しました。その理由は以下の通りです。

選定理由〈1〉 導入にあたってのコストパフォーマンス
データレスクライアントはソフトウェアの制御のみで PC にデータを残さないシステムを実現でき、しかもコストを抑えられます。そのデータレスクライアント製品のなかでも、 Shadow Desktop はコストパフォーマンスに優れていました。

選定理由〈2〉 使いやすい管理コンソール
管理コンソールの「Shadow Desktop Manager」が見やすく使いやすいと感じました。残りのライセンス数や誰がどの PC を利用しているかなどが一目瞭然で、ユーザーのログ情報も参照できます。万がーノート PC を紛失してしまってもログを追跡することが出来るので、最善の対処方法を考えることができます。

選定理由〈3〉 複数の PC で自分のデスクトップを再現するマイロケーション
一部の部門ではノート PC を個人ではなく部門に紐づけ、複数の職員が共有して使用しています。この場合、セキュリティを担保しつつ、どのノート PC を使っても自分のデータにアクセスできる仕組みが必要です。Shadow Desktop は、この仕組みを実現できる「マイロケーション」オプションが選択可能であり、導入の大きな後押しとなりました。

選定理由〈4〉 信頼できるサポート対応
問い合わせに対するレスポンスの速さが素晴らしいと感じました。営業担当の回答はもちろん、技術的な問い合わせにおいても技術部門に確認し、すぐに回答していただけました。丁寧で分かりやすい回答も信頼できると思いました。


法人事務局 人事部 人事課 課長 森 一茂 氏

After|導入後

Shadow Desktop 導入後の評価・効果

現在までユーザーからの問い合わせはありません。最初の起動に10秒程度の時間が必要ですが、気にならないレベルで、その後の使用感は自席のデスクトップ PC と一緒です。ファイルを開く・保存する操作に違和感を覚えることもなく、快適に利用できています。また、シャットダウンすることで安全に持ち運べるため、移動の多いユーザーでも安心して使用できます。

今後の展開

アップデータから2024年7月に Google Drive に対応したとのアナウンスがありました。本学では主に Google サービスで運用していることから、Google Drive への切り替えも検討していきたいと考えています。また、デスクトップ PC をノート PC に切り替える対応も進める予定です。ほか、当学が運営する岐阜県の麗澤瑞浪中学・高等学校からテレワークを行いたいという声が届いています。


キャリアセンター課長 関根 那美 氏

※ 文中の会社名、製品、ロゴは、各社の商標または登録商標です。
※ 掲載されている情報は、取材日(2024年8月28日)の情報です。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

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会社名 学校法人廣池学園
URL https://www.reitaku.jp/
業種 教育
教職員数 644名 ※2024年4月時点
課題 テレワークの推進にあたり、制度のフレームだけではなく、システムでセキュリティを担保する必要があった

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