導入事例

清稜監査法人

代表社員会長/公認会計士 石井 和也 様(左)会計士補 松田 吉彦 様(中央)公認会計士 久井 徳廣 様(右)

取材日
  • 2024年3月18日
目的
  • データの紛失や情報漏洩に対するリスクヘッジ
  • 手作業で行っていたバックアップ業務からの解放
課題
  • ITに詳しくなくても管理できる環境が欲しかった
  • 導入費用が高額なシンクライアントに代わるサービスを求めていた
効果
  • PCの破損時、紛失時に簡単に環境を引き継げる
  • バックアップが自動、かつミスなく行える
  • 外部への当法人のITセキュリティ対応についての説明が容易

Before|導入前

Shadow Desktopの活用状況

当法人は全部で約50台のPCにShadow Desktopを導入しています。
導入したのは2017年で、その時は常勤の職員が使う30台程度のPCに導入していました。その数年後、非常勤の職員に働いていただくにあたって「Shadow Desktopの導入」を条件としたことで、追加で20台程度のPCにも導入する運びとなり、現在の台数に至りました。


代表社員会長/公認会計士 石井 和也 様

導入のきっかけ

導入を決めた2017年頃は、世間的にも「データの紛失や情報漏洩によるリスク」がより声高に叫ばれるようになってきた頃で、当法人も監査法人として、リスクヘッジのためにPCのセキュリティ強化を考えるようになりました。

そこで最初に候補として考えたのが、VDI+シンクライアント(仮想デスクトップ)の導入です。しかし調べてみたところ、VDI+シンクライアントは導入に高いコストが掛かります。初期投資だけで約1,500万円。さらには維持費も必要ということで、想定していた金額とは桁が違っていたため、断念せざるを得ませんでした。

その後、IT関連でお世話になっているベンダーさんに良いサービスがないか聞いたところ、教えてもらったのがアップデータさんを始めとする3社のソリューションでした。
そして各社から詳しく説明をいただいた結果、次の3つの理由からアップデータさんのShadow Desktopを採用させていただきました。

●採用理由①:説明が分かりやすかった

私たちはITの素人ですから、難しい専門用語などは分かりません。その点、アップデータの営業さんは、私たちにも分かるようになるべくかみ砕いた説明をしてくださったので、どういうサービスなのか理解しやすかったです。

●採用理由②:管理サーバーを必要としない

クライアントを管理するためのサーバーを必要としない点も、他と大きく違うところでした。運用・管理のための手間、スキル、コストを考えると、アップデータさんのShadow Desktop以外の選択肢はありませんでした。

●採用理由③:コストが安い

初期投資は、私たちが管理する必要がないファイルサーバーの契約代のみ。ランニングコストも、ライセンスの数に応じたサブスクリプション代だけということで、かなり費用を抑えられた点も大きな決め手になりました。

After|導入後

導入方法

Shadow Desktopの導入は、メールにインストーラーを添付する形で進めました。
事前の検証などは行わず、いきなり27台のPCに導入したのですが、トラブルはなく、また現場の混乱もなくスムーズに導入は進んでいきました。

Shadow Desktopは、インストールするだけでそのまま使えるようになります。
除外ファイルの指定など個別の設定で少し難しかったところもありましたが、そこも手厚くサポートしていただけたので問題ありません。ITに詳しくなくても設定を進められるので、とても導入しやすかったですね。


会計士補 松田 吉彦 様

Shadow Desktopの使い勝手について

管理者側としては、管理コンソールを使うことで各PCの利用状況がすぐに把握できる点はとても便利でした。そもそも大きなトラブルがないので、それを見てなにか対応するということはないのですが、手元で細かな確認ができるので安心感があります。

利用者側としては、通信状態が良いところでは、まったくストレスなく普通のPCと同じように使える点は魅力です。

ただ「データレスクライアント」という性質上、通信が繋がらない場所では、なかなかファイルが読み込めないという一面はありますね。ただそれも、あらかじめ必要なファイルをダウンロードしておくことで対処は可能です。

導入のメリット

「PCの入れ替えが楽」、「バックアップの手間が掛からない」という点が、Shadow Desktopを実際に使ったからこそ感じた導入メリットです。

●導入メリット①:PCの入れ替えが楽

例えばPCが壊れてしまった時は、修理に出さなければなりませんし、新たなPCを購入しても環境構築に時間が掛かるので、少なくともその日は仕事になりません。しかしShadow Desktopがあれば、代わりのPCを持ってきてインストールするだけで、すぐに使える状態になります。本当に簡単でびっくりしました。

●導入メリット②:バックアップの手間が掛からない

Shadow Desktop導入前は、各職員が手作業でデータのバックアップを取っていました。ただ手作業ですので、どうしても徹底しきれない部分がありました。今は、Shadow Desktopによって自動でファイルサーバーに共有されます。そのため手間がなくなっただけでなく、保存し忘れることもなくなりました。
先に挙げたPC入れ替え時もデータをすぐに復旧させられますし、データを紛失する恐れがない点も魅力ですね。


公認会計士 久井 徳廣 様

サポート対応について

サポートについては、非常に満足しています。
たとえ受付時間ギリギリに電話しても快く対応してくれますし、問題が解決するまで付き合ってくれるので、いつも本当に心強いです。導入当初は頻繁に連絡して頼りにしていましたし、今でも2ヶ月に1~2回は問い合わせをして、いろいろと教えてもらっています。

Shadow Desktopには、利用者が自分のPCから問い合わせを送れる機能が付いていて、管理者権限を持つ私(松田様)が忙しくて対応できない時は、職員に直接アップデータさんとやり取りしてもらうこともあります。
ただその時も、どういう対応をしたかを管理者宛てにメールで共有いただけるので、ありがたいですね。後から同じような問題が発生した時に、私たちだけで対処できますし、なにより勉強になります。

機能追加の要望を、前向きに聞いてくれる点も嬉しいですね。
これまでも何度か要望していた機能が実装されてきました。「言ったらやってくれる」という信頼感があるので、今後もなにかあれば積極的に要望をお伝えしていこうと思います。

今後の展望

今後、監査法人にはますます強固な情報セキュリティ対策が必要となってきます。の時に、Shadow Desktopは、当法人のITセキュリティ対策のコアとなっています。

外部に向けてセキュリティ対策の説明を行う際も、非常に心強い存在でした。
ただ私たちとしても、まだすべての機能を使いこなせている訳ではありません。もっと使いこなすためにも、ぜひアップデータさんには管理者に向けたウェビナーの開催など、使いこなすヒントを貰える機会を設けていただけることを期待しています。

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この事例をPDFでご用意しています。

会社名 清稜監査法人
URL https://seiryo-audit.or.jp/
業種 サービス業(学術研究、専門・技術サービス業)
従業員数 19名
課題 ITに詳しくなくても管理でき、導入費用が高額なシンクライアントに代わるサービスを求めていた

30日間無料トライアル

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ITに詳しくなくても高いセキュリティを担保できる点が魅力! 日本公認会計士協会による品質管理のレビュー等に対して当法人のITセキュリティ対策について説明を行う際にも非常に心強い存在でした

清稜監査法人 様

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株式会社コジマ 様

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ビップシステムズ株式会社 様

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